(公財)千葉県暴力団追放県民会議より、特殊詐欺(電話de詐欺)の防犯協力について周知依頼がございました。つきましては以下の通りご案内いたします。

 特殊詐欺は、大都市圏に被害が集中し、千葉県内においても本年上半期の被害件数は減少しているものの依然高止まりであり、今月には、船橋市内において 高齢女性が1億6千万円もの被害に遭うなど、深刻な状況が続いています。
 全国の特殊詐欺の検挙状況を暴力団との関わりでみると、検挙被疑者の約2割、中枢被疑者の半数以上が暴力団関係者となっており、被害額(令和5年中全国で452億円)の相当額が暴力団の資金源として流れていると推定されます。 そこで、(公財)千葉県暴力団追放県民会議では次のポスターを作成し、広報活動を行っています。つきましては、千葉県内の特殊詐欺(電話de詐欺)の未然防止にご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

1 高齢者を顧客とする営業での活用
 特殊詐欺は、一人暮らしで日中自宅にいる高齢女性 の被害が大半です。 営業で高齢女性に接する業態、社員の方は、顧客保護の観点からポスターをダウンロードして注意喚起にお役立て下さい。

2 振り込め型、電子マネー型の水際阻止
 特殊詐欺の類型では、半数以上が手渡し(手交)型ですが、振り込め型が3割以上、電子マネー型が2割近くとなっていて、これまでも金融機関窓口やコンビニエンスストア店員が機転を利かせた声掛けにより、未然防止する例が数多く見受けられます。ポスターをダウンロードし店舗内に掲示するなど、より一層の防犯活動をお願いします。

3 社員家族に対する防犯
 被害者のアンケートによると、9割以上の方が自分は被害に遭わないと思っていた(どちらかといえば、を含む)と回答しています。 ご家族が被害に遭うことのないようポスターを持ち帰り家で話題にするなどしてご活用ください。

ポスターはこちらからダウンロードしてください。