平素から、当所の事業活動につきまして、種々ご高配、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
このたび、内閣官房より、東京2020オリンピック・パラリンピックの競技大会期間中の交通混雑緩和等に係るご協力のお願いについて周知依頼がございましたので、ご案内いたします。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催期間中は、選手・大会関係者等の移動が発生します。大会においては、選手・大会関係者等の感染防止対策を徹底しますが、人との接触機会の削減や交通混雑の緩和のため、大会の開催に合わせ、下記のとおり、集中的にテレワークや時差出勤等へのご協力をお願いします。
なお、感染防止のための、3つの密(密閉、密集、密接)の回避、手洗いや手指消毒などの基本的な感染防止対策への取組についても、引き続き、ご協力をお願いします。

<お願いしたい取組例>

1.テレワーク・時差出勤
既に実施されている企業におかれましては、引き続きの実施と更なる拡大・徹底をお願いします。まだ実施されていない企業におかれましては、早期の導入と実施をお願いします。終日のテレワークが難しい職場では、半日・時間単位のテレワーク及び時差出勤の活用をご検討ください。就業規則、人事制度の変更なども含め、ご対応をお願いします。

2.ウェブ会議の活用
会議、打合せや研修などでは3密が発生する可能性が高いとともに、人の移動が発生します。つきましては、会議、打合せや研修などの実施に際して、社内・社外を問わずウェブ会議をご活用ください。ウェブ会議の活用が難しいものについては、必要最低限の規模での対面対応をしていただくなど、実施方法を適切に組み合わせた取組をお願いします。

3.従業員等の出勤抑制・削減への取組
契約書や申請書をはじめとした紙書類の提出や手続き、商品サンプルの持参、押印が必要な書類の事務などが、出社を避けられない大きな原因となっています。つきましては、紙書類の電子化、リモートでの手続き対応、ウェブを活用した商品サンプルの案内、電子印鑑の活用などにより印鑑を不要とする社内体制の整備など、自社の従業員や取引先の従業員等が出勤をせずに業務を継続できる取組へのご協力をお願いします。

4.計画的な夏季休暇の取得
ローテーション勤務等をご活用いただき、大会期間中には5日連続などまとまった夏季休暇を計画的に取得していただくことで、交通混雑の低減につながります。就業規則、人事制度の変更なども含め、計画的な夏季休暇の取得が可能となるよう、ご対応をお願いします。

5.車利用の抑制・分散・ルート変更等
道路交通は、既に例年並みの交通量に回復してきています。大会期間中には、選手等の車両での移動に伴う交通量が上乗せされ、混雑の増加が見込まれます。テレワークの活用・時差出勤・休暇などで、車利用の抑制や、混雑している時間や場所を避ける分散等をお願いいたします。
また、混雑を避けたルートへの変更等のご検討とあわせて、不要不急の外出を避けていただきますようお願いします。

6.買い物方法の工夫や宅急便等の受取への配慮
身近なところで短時間の買い物やEコマースの活用等により、人流の抑制と人との接触機会の削減をお願いします。宅急便等の受取について、一度で受取れるよう計画的なご注文をいただく等、再配達抑制へのご協力もお願いします。

7.自宅での大会応援
人との接触を回避することは感染拡大防止に大きな効果が見込まれます。大会期間中においても、3密を避けていただき、ぜひご自宅で大会をお楽しみいただくとともに、選手への応援をいただけますよう、お願いします。

8.ご協力いただきたい期間
令和3年7月19日(月)から9月5日(日)

<お問い合わせ先>
2020TDM推進プロジェクト運営事務局
2020TDM推進プロジェクトは、都市活動や経済活動の安定との両立を図ることを目的に、東京都、東京2020組織員会、内閣官房が事務局となり、大会時の交通混雑緩和を目指す取組です。

<ご参考>
2020TDM推進プロジェクトホームページ
「大会期間中の物流TDM(中小企業・商店街の皆様へ)」