平素から、当所の事業活動につきまして、種々ご高配、ご協力を厚く賜り御礼申し上げます。
このたび、千葉労働局より、陸上貨物運送事業における労働災害防止に向けたより一層の取組について周知依頼がございましたので、ご案内いたします。

さて、千葉労働局におきましては、労働災害を減少させるために重点的に取り組む事項を定めた第13次労働災害防止計画(平成30年度から令和4年度までの5か年計画)において、陸上貨物運送事業(以下「陸運業」という。)を重点業種として厚生労働省において作成した「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」(平成25年3月25日付け基発0325 第1号。以下「荷役ガイドライン」という。)に基づく安全対策の徹底に取り組んでおります。

陸上貨物運送事業における死亡災害は着実に減少しているものの、死傷災害は令和2年度と比べると2.8%増加しており、平成29年度と比べても7.5%の増加となっています。さらに、令和2年の死傷千人率は、全産業比で約4倍の8.94という高い水準にあり、極めて憂慮すべき状況となっております。
労働災害の約7割が荷役作業時に発生、特に荷台等からの墜落・転落が最も多く、また、ロールボックスパレット(カゴ車)等の安全な取扱い等について周知要請されています。

このような状況を踏まえ、荷役作業に係わるトラックドライバー等に対して、荷台昇降時の災害を含めた荷役作業時の安全対策について、以下のチラシやリーフレット等を用いて、周知・徹底方いただきますようお願い申し上げます。

<ご参考>
「陸上貨物運送業労災防止トリプル作戦」実施要項
ロールボックスパレットの取扱い作業中の労働災害発生状況
パンフレット「改良しましょう ロールボックスパレット 3つのポイントを提案します!」
リーフレット「ロールボックスパレット/テールゲートリフフターを使う前の5つの基本 チェックリスト」